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片想いのプロ

なんとなく君へと向いてしまう視線。

君が何かに気づいて振り返る。

1秒にも満たない時間に重なった瞳は、僕らの心を結ばない。

交わらない視線と重ならない想い。

なにかのサスペンスのように君を謎解き。

縮まるのは身体の距離だけ。

触れられるのは鼓膜だけ。

それでも楽しいから。

君が幸せなときに側に居られなくていいから、君が辛いときに側に居たい。

  • 片想いだっていいじゃない
  • 人を想う気持ちがステキなことさ
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