十分幸せであるのに 他人と比較して 幸せの重みを測ってしまう それぞれ幸せの形は違うと理解してても 羨んでしまう 私も、と手を伸ばしては 他人の幸せは 私の手のひらで砂になって こぼれてゆく 渇き、私の心に埋まらない 望まない方が幸せだとわかっているのに また望んでしまう 私の穴は埋まらない