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鬼ノ業~本章(参拾陸)

そして、その回答は推測通りで。
「始めに仕掛けてきたのは人間だ。
仲間の敵をうった、それまでよ。」
「消えちまうよ。…全て。」
怒っているような、悲しんでいるような。寂しげともとれる声で、藤はその鬼を制した。
下ろす場所もなく、ただ背にのせていた朔の後ろの人間が、震える声でこう言った。
「もっと早く…姐さんに逢いたかった…。
そしたら、こんなおれを止めてくれたのかな…。
――何故、大人の前には姿を現さなかったんだよ…‼」
最後のは、行き場のない悔しさだった。
あのときの、゛正体を隠し続けている゛という言葉は、物理的にだったのかという気付きと、大人に姿を見せないという疑問。
「子供は教えれば分かるからさね。
…いや、教えなければわからないから、なのかもな。」
大きなその瞳は、その人間なんか見てはいなかった。

  • 今までの話はまとめと書き込みを参照ください。
  • ご無沙汰です。是非、追伸へいらしてください。
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  • お久しぶりです。ここから少し離れ、いつの間にか17歳となってしまっていた16歳のピーターパンです。ちょっと見ないうちに、はじめましての方が増えていました。

    このお話も再開致します。タグにある通り、今までの話は私のこれまでの書き込み及びまとめを参照ください。
    だいぶ間があいてしまい、これまで愛読頂いた方々、すみません。言い訳をさせてもらうと、忙しかったのです、純粋に。
    これを機に、新しく読んでくれる方が増えれば嬉しいです。よろしくお願いいたします。

    長々とごめんなさい、あまり堅苦しく読まなくても大丈夫です。内容は暗かったりするのですが…。

    他の掲示板にも神出鬼没だったりする私と、是非これからも仲良くしてください。

  • お久しぶりです!レスありがとうございます、カチョフも地味にこの掲示板で生存しつづけてます( ̄▽ ̄)きっと、たまに顔をだせるくらいがちょうどよいのですここは

    やっと続きが読めますねー!!これからも一読者として、楽しみにしてます^ ^
    →あ、ほんとだ17歳^ ^おめでとうございます(^○^)

  • ほんと、17歳のピーターパンだ!(笑)
    鬼、と云うことばを久しぶりに目にして、朔と薊の顔が浮かびました。蒼、忘れててごめん←

    歳の話はあまりしないのだけれど、ふと思い出して
    ぼくが此処に出会ってそのまま居着いたのも、16の冬から17になった年のことだったなぁ、と懐かしく。

  • カチョフさん≫
    今まで読んで頂いていたのですね‼もう嬉しい限りです…o(;д;o)‼
    やっとです(笑)これからもお願いします。

    17歳になってしまいました…こちらでは永遠に16歳の名前でいきますが!笑
    またここで可愛がってください‼

  • シェアさん≫
    本当にお久しぶりです。覚えててくれていたのですね!嬉しいです。
    蒼は…((ゴホン
    また始動致しました‼生暖かく見守ってください、朔を。私を。

    そうだったのですね。16、17歳は、何か詩的な感性でも外へ出したくなる時期なのでしょうか。

  • お久しぶりです!
    自分も最近全く掲示板を見ていなくて、先週からまた見始めたんですが、その時は、まだ続きが出ていなかったので、やっぱもうやっていないのかな?みたいなことを思って、今日また見たら、続きが出ていて、なんか1人でテンション上がってました 笑

    16→17誕生日おめでとうございます!

    これからも、ずっと読むので頑張ってください!!!

  • daichiさん≫
    お久しぶりです‼待っていただけていたなんて、本当にそれを聞くだけで嬉しいです(*T^T)
    ありがとう。
    また復活したので、是非読み続けていただければ。それに勝る喜びはありません。

    またひとつ年齢が上がってしまいました(笑)
    ずっとフリーダムでいたい。時間が止まらないからこそ思えることかもしれませんけどね。
    お祝いの言葉、ありがとうございます。