もとから雀の涙ほどしかないような勇気を 言葉に変えて君に問い掛けてみたけれど 僕の羽虫のような震えた声は 君の甘い吐息に掻き消された 沈黙 身体中を響き渡る心音が 君に気付かれないか心配で 僕は震えた声を鼻唄に変えた