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金木犀と1998

はながあきをかぎとりました、
くんくん。ふん。ふん。ふむ。
懐かしい、甘い香り。
わたしがこの世にはじめましてをした
あの日もこんな優しい匂いに
包まれていたのだろうか
あっという間に通り過ぎてくあきを
胸いっぱいに吸い込んで
橙色した小さな花を
愛しく思う
今だけの気持ち
愛されていた
記憶はここに




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