僕は、息をする。息をするように。 運命ね。 パズルの一ピース、海に放したような朝。 僕も、君もまだ、充たされない。 そんな答えがいいね。 そうね、いっぱいじゃ終わってしまうわ。 暖かさも、柔らかさも。 この悲しみさえ、消えてしまうの。 運命、ね。 私には、この雪の朝だけあればいいの。 君を待っているわ。その先で。