冴えた銀糸に晒されて 凍える貴女の まあるい ほっぺた 僕が温めてあげたいと思うのは いけないことかしら 褪せた箱庭に へたり込み 翳る貴女の まあるい ほっぺた 僕が照らしてあげたいと思うのは いけないことかしら 今だけは その首輪を外して 僕へ身を委ねて みんな みんな 悪いのは僕 だから被害者の お面の下で どうぞ安寧を貪って 僕の腕の中では 薔薇色であってほしい 柔らかな貴女の まあるい ほっぺた