僕の話を聞く君は
何時だって笑顔で
僕にはそれがとても嬉しくて
ついつい長話をしてしまう
それでも君が笑顔だから
僕は安心して話す事が出来る
君の眼が光を写す事はないけれど
それでも君はまるで見えているみたいに
僕の話を聞いてくれる
そんな君が
今日はどうしてか泣いている
瞳に泪をいっぱいためて
「どうしたの」
聞いても聞いても
君は口を固く閉ざして開こうとしない
哀しくなって
イライラして
行き場のない感情を
何処にやればいいのかさえもわかんない
やっと口を開いた君は
「…ごめんね…。これだけは、キミに話せない」
苦しそうにそれだけ言うと
君は部屋から出ていった
どうして、、、
どうして、話してくれないんだろう
君に隠し事してる僕が言えたことじゃないけど
秘密を作られると
哀しくて
辛い、、、