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光を君に2

僕の話を聞く君は
何時だって笑顔で
僕にはそれがとても嬉しくて
ついつい長話をしてしまう

それでも君が笑顔だから
僕は安心して話す事が出来る

君の眼が光を写す事はないけれど
それでも君はまるで見えているみたいに
僕の話を聞いてくれる

そんな君が
今日はどうしてか泣いている
瞳に泪をいっぱいためて

「どうしたの」

聞いても聞いても
君は口を固く閉ざして開こうとしない

哀しくなって
イライラして
行き場のない感情を
何処にやればいいのかさえもわかんない

やっと口を開いた君は
「…ごめんね…。これだけは、キミに話せない」
苦しそうにそれだけ言うと
君は部屋から出ていった

どうして、、、
どうして、話してくれないんだろう

君に隠し事してる僕が言えたことじゃないけど
秘密を作られると
哀しくて
辛い、、、

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