7:40家を出る
7:45無愛想な黒猫(綺麗な鈴付き)
7:53パン屋さん(香ばしい匂い付き)
7:55都心の真逆へ行く電車とその朝日
8:03青い屋根と白いシーツ
8:21絵の具の匂いのする家
8:25生活委員の眠そうな挨拶
8:30はじまりの音
宝物を見つけたちっちゃな子供の気分です。
とても好き、です。
中途半端でリアルな時間と、日常の光景が詰め込まれたどちらかというとシンプルな言葉たち。それなのに、いえ、それだから、でしょうか、鮮やかで、強く惹きつけられます。
そして、その日々に「君」がいないことも、やけに実感が伴います。タイトル、本当に素敵です。
なんだか上手くまとまらない感想になってしまいました。宝箱にそっと入れさせてくださいね。