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世界の始まり。

小学校低学年の頃、大好きだった小さな学校が閉校となり、大きな学校と統合しました。その時は人数が倍以上で上手く馴染めないことが多かったと思います。そのせいか、本来の自分を出せず人が嫌いになりました。自分にも相手にも嘘を平気でついていました。辛くて苦しくてしょっちゅう泣いていました。早く土日が来ないかなっていっつも思っていました。担任から差別を受けることもありました。

でも、中学校で変わったんです。メンバーは小学校と中学校で変わらなかったのに、どうしてこんなにも違うんだろうって。1年の時の担任は認めて褒めてくれる先生で一緒に笑ってくれました。クラスのみんなもわいわいしていて本当に楽しかった。小学校の縛りがなくなってやっと自分を出してもいいのかなって思えました。
特に2年の国語の外部講師の先生(私の住む地区では相当有名らしい)は授業も面白く、最後の作文の添削で「ピオッシャは私の教えてきた生徒の中で3本の指に入る」とコメントしてくれてその世界に憧れました。
そして2、3年の時の担任は真剣に自分のことのように悩み、困っている生徒を前向きにできる人でした。

中学校の先生方が私に「心」を教えてくれました。素直になる勇気、みんなといる大切な時間。次第に人嫌いは治り、尊敬し憧れる「教師」という夢もくれました。

私の世界の始まりは大好きな先生と中学校生活です。

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