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無題

棺のようなベッド
目を閉じて 只管に追い掛けた声
ラジオのボリュームを2つ上げて
私は世界を遮断する

棺のようなベッド
手を組んで 慎重に吸い込んだ息
布団の中でケータイを開けば
私の世界は其処にある

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  • 吐いた息で湿った温もりの布団のなか、人差し指を冷たくする季節がまたやってきますね…
    (昔からストレートとかスライドとか、テンキーの小さなケータイを使っていた癖で人差し指は端末の右側に沿わせて持つので、寒い時期には人差し指だけひんやり冷たくなってしまいます)

    棺のよう、とは云い得て妙。ドラキュラ伯爵じゃないけれど、毎夜ひっそりと閉じ籠もってはまた生きるための、ベッドとは一人用の箱なのかも知れませんね…

  • シャア専用ボール さん

    思い付いた詩をメモする時、
    ボタンの操作が追い付かなくて
    もどかしい思いをする季節ですね。
    (凄く分かります。私はもう片方の手で指先を包んで操作をしていました。だから冬は鞄が持ちにくくて…)

    中高生の頃を思い出して詠んだのですけど
    平日を過ごしていた寮のベッドが
    シングルよりも細身のもので
    寝返りが打てなかったんです笑
    お陰で寝相が矯正されて じっと動かないので
    家族旅行の時には
    よく母に呼吸を確認されてしまう…