食い締めが治らなくって
治療したばかりの歯に響いて痛いの
原因も最中も覚えがあるのに
止められないだなんて嫌な気分ね
クッション代わりに舌を挟んでいたら
血が滲んでしまって痛いの
もしも今夜 貴方が訪ねてくれたなら
指を一本強請ろうかしら
貴方の指なら私の顎も
傷付けようとはしないと思うの
意識されている無意識の辛さ、自分と自分とあなたのこと。
自分が自分でどうにもならないのも、わかっていて止められないのも、ほんと「嫌な気分ね」。
苑さんと「あなた」の話はいつも、体温より少しだけ熱い温度。ツーショットを想像してみるけれどなかなかうまくいかないの。
シャア専用ボール さん
レスありがとう。
共感してもらえたみたいで嬉しい。
「体温より少しだけ熱い温度」って言うのに
はっとした。確かにそうかも。しっくり。
ツーショットの想像が上手くいかないのは
そうね、もしかしたらこの「あなた」が
私の中に在る人達を詠ったものだからかも。
もしくはその「体温より少しだけ熱い温度」の
関係であるが故に、「あなた」と詠み手とが
ぴったりと寄り添うようなシーンを
私が元から想定していなくて
それが滲んでいるのやも。