マスメディアの災害報道について、思う事があります。
被害状況や救援について報道するのはもちろん大切ですが、被害にあった人に「今どんなお気持ちですか?」とマイクを向けるのはデリカシーが無いし、ヘリコプターで上空から撮影したら、瓦礫の下で必死に助けを求める声がかき消されて助からなかったらどうするんだろう?と感じることが多々あります。
ある水害の時に、屋根の上に非難している人たちを自衛隊の人が助けようとしてる時に、テレビ局のヘリコプターが映像に収めようと近寄ったため、風で揺れて救助に影響が出てたのを見て、何故状況判断が出来ないのか、と心底腹が立ちました。
ある水害…あの時ですか?兵庫を襲った大雨。
僕はその時兵庫にいて馴染みのあった離れた曾祖母の家が川の氾濫で大変なことになりました。
そこではずっとニュースを見てましたが、言われてみればそうかもしれません。一番大切なのは一刻もの救助。それを報道のためとはいえ、邪魔するのはやめてほしいですよね。