僕が何度でも思い出してしまう思い出は、中学生の時、初めてのテニスの大会で私には人数が奇数だったせいでペアがいませんでした。
そんな時、同じ部活の幼馴染が「俺はもう負けちゃったから、俺と組もう!」と組んでくれました。でも、即席のペアで戦術も何もない状態で周りのみんなから大丈夫か?と心配された時、その幼馴染が僕に言ってくれました。
「大丈夫、おれ、コイツ信じてるから!」
当時、部活内でのランキングが最下位でしたが、そんな僕に「大丈夫、俺らなら負けねぇって。勝つぞ」と肩を叩いて告げてきてくれた時は不覚にも泣きそうになりました。その大会の結果はなんとベスト8入りでした。
任せられてる、信頼されてると思うとどんどん力が湧いてとても不思議な感覚でした。
今でもその事を思い出すと信じてくれた幼馴染への感謝で泣きそうになります。