息をしたときの空白感、 きりんがいつものように一回転して、 わたしの頭にキスをした。 「うまくいくものじゃないさ」と でっぷり太ったお月さまは、 にこにこと笑った。 まぶたを開けたときの空白感、 空を泳ぐくらげが流れ星のようで、 「願い事を言ってごらん」 囁きが聞こえる。 こっそりと。
きりんのまばたきみたいに 優しくて すてきな詩ですね^ ^
ありがとうございます! 「きりんのまばたきみたいに」と素敵な言葉、とてもうれしいです!