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缶コーヒー

寒い冬の中
アパートの自分の一室で

缶コーヒー買って、
土曜の夜の空を見る。時間は十一時位。
やけに優しそうに見えるコンビニの店員。
君に踏み込めないまま、
僕はコーヒーを飲む。
夢に向かって進んでる。でも、
確実に行けそうで、行けなさそうな
気がする。でも、僕は帆の向きを
変えない。君との距離は他の人とは距離は
良いけど、でも、踏み込めない。
関係が崩れそうで、それより愛せるか
どうか心配で。

無糖の冷たい奴。
何故か安心してしまう。
缶コーヒー飲んで、
土曜の夜の空を見る。
時計は二時を指していて、
キレイで、でも優しい月が
冷たい静かな街を鮮明に照らす。
そして、又、僕はベッドの中へ
姿を消していく。

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