薄明かりの雲のした、止みそうで止まない 雨の欠片に濡れながら、喉は渇かしたまま。 アスファルトを黒く流れる雨はぼくに似ていて、 青く眩しい雨上がりはきっとあなたにそっくりだ。 濡れねずみのぼくは何故だか笑顔のまま。