3

EnPty pLenty

夜10時半の空腹に
チョコレートをむさぼる僕に
夜10時半の空白に
無花果を置いて
君は眠った
二度と来ないはずだった朝が
カーテンの奥、闇の奥で
ひそりひそりと息をする
気づかないふりして
君をそっと抱きしめた

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。