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葉桜

桜の舞い散る季節に
君は桜の花びらとともに
儚く散った
僕が君に最後に言い放った言葉は
「死ねばいいのに」なんていう
残酷な言葉だった

桜の散ったセカイには
君の影はもう消えた
独り葉桜を見ていた
君のことを想いながら

木漏れ日の中で爽やかな夏の風が
僕の頬を撫でていく
蒼空を見上げた先に
君の姿が見えたのは

気のせいだろうか

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