桜の舞い散る季節に 君は桜の花びらとともに 儚く散った 僕が君に最後に言い放った言葉は 「死ねばいいのに」なんていう 残酷な言葉だった 桜の散ったセカイには 君の影はもう消えた 独り葉桜を見ていた 君のことを想いながら 木漏れ日の中で爽やかな夏の風が 僕の頬を撫でていく 蒼空を見上げた先に 君の姿が見えたのは 気のせいだろうか