傘を差した君を見つけたの
窓の縁に頬杖ついて
二階の僕が
困ったように目尻を下げて君は空を見る
誰かを待っているのかな
雨の中
ひとり
そんなにひらすらに
濡れるスカートの裾を気にして
僕だったら君のこと待たせたりしないのになあ
なんて気分
曇り空にしか目がいかなくて
僕のことちっとも目がいかなくて
そんな君が、
とか言ってみたりして
矢野顕子の「待ちくたびれて」と云う曲が聴きたくなって、いろはにこんぺいとう(アルバム)をぜんぶ聴いてしまったのは金曜の夜のこと。
もう一度読んでみると、こんどは悲しき雨音(片岡義男「アップルタイザーと彼女」収録)が読みたくなって…
この頃、読みたいもの聴きたいものが多すぎて困っちゃう(笑)
雨のなか、傘を差して誰かをず〜っと待っていたいな。
私も最近映画がジャンル問わず見たくて見たくて…でも時間がなくてなかなか難しくて困っています笑
降ってくる雨を眺めながら、誰かを待つ時間ってきっと特別なものですね