つめたいつま先で地面を踏みしめる ターンはちょっぴりむつかしいだろうか ふわりとひらめく衣装を着るには寒くなったから 重たいコートに身を包んでもの悲しい口笛をひとつ きみのからだをごうごうと流れゆく赤に身を任せて ふつりと息絶えるそのときまで、おどり続けたかった