あの頃他の人達が下さった お気に入りの あの詩も 横っ面を張られた あの言葉も 全てを忘れ置いて 私は大人になってゆくの? 振り返りを禁じられたくらいで 大事なものを大事なものから ほろほろと落としてしまうような そんなちっぽけな掌で 大人の私は何を掴もうというの?