何度も何度も何度も何度も、傷つけてしまった。君はさ、本心を隠すのが上手すぎるよ。
その笑顔の下で、どれだけ泣いてたの？こんな私のために、どれだけの涙を流してくれていたの？
私は知った気になって、その優しさに甘えてた。私にはもったいないその優しさを、誰か君を愛してくれる人に使っていれば、君も傷つくことなんてなかったのに。
でもそれを言うことが、君にとって一番酷いことだって今は思う。私が君を愛すればよかっただけの話だから。
だけど私にはそれが出来なかった。だからせめて一緒にいようとしたけど、それもダメだった。
好きになれなかったの。
なのに今、なんで君が頭の中にいるんだろう？