君に 届くはずのない想い
なんで人は テレパシーを使えないのかな?
よく"想いは口にしないと届かない"って言うけど本当に そうだね
ねえ 本当に私のこと好きなの?
もう 飽きちゃったりしたんじゃないの?
休み時間 廊下ですれ違う
君と私の視線は合わなくて
後ろ姿見つめる私 その姿に見惚れる私
ねぇ 付き合ってるはずなのに
なんだか私の片想いみたいね
好きなのは 私だけかもしれないな
≪...好きだよ≫
君の姿を見つめて 唇からかすかに零れた
心で紡いだその言葉は
その場の空気に 溶けていって
君に 届くことはないまま
今日という日が 終わっていく