初めて愛されたいと思ったのはいつだっただろう。冷たいシーツがゆっくりと自分の体の一部になってゆく微睡みの中で、浮かんだ顔が笑っていなくてやっぱりちょっと泣きそうになった。不器用なその、こころにふれたい。愛したいし、愛されたい。