どんなに必死で作りあげたものも
崩れて消えてしまうのはとても簡単で
消えた後でもう一度作ろうとするのは
どこかが絶対的に変わってしまって
もう元のものと認める事は出来ない
だから僕達は必死で今を守る
一度壊れたものは元には戻らない
ちょっとした歪みはまだ直すことが出来る
でも壊れた時にそれは幻に消えてしまう
その儚さを僕は知っているから
壊れた後の惨事を僕は見ているから
邪魔するお前を徹底的に潰す
僕の理想にとってお前は敵だ
簡単に壊してしまうお前に
この詩の意味は分からない
集団の尊さは分からない
本当に壊れたものをお前は知らない
壊れた後の集団をお前は知らない
なのに簡単に壊そうとする世間知らずは
ぬるま湯につかった偽善者気取りよりも
腸が煮えくり返るほど不快だ