前を向いた途端に襲いくる寂寞よ どうかそのまま 僕を攫って 遠く隔たった 君の王国へ そこにはきっと何もない ぼんやりとした安寧の他には ぬたりとした其処で 僕は君と手を繋いで そうしていつまでも 掛け離れてしまった何れも此れも 惜しむふりをしていたいのだ