好きな うた があったんだ
好きな詩人さんがいた
他の誰とも違う、まさしくアーティスト
泣きたい気持ちになるんだ、その人の言葉は。
悲しくて、美しくて
泣き笑い、海辺、三日月、卒業、夕闇、さよなら、2人、オレンジ、約束、
単語が転がりでたまま繋がらない
言葉になる前のナニカが
僕の中で生まれたナニカが
まだそこにあったから思い出せるんだろう?
どんな うた だったか覚えてなくても
気持ちだけは忘れたくなかった
どんなに色褪せたって
たとえ形ある言葉にならなくても
夢か現かわからないほど曖昧なのに
言葉にしなきゃ思ってないって、なんて残酷だ
そこにまだキミがいたから思い出せるんだろう?
好きな うた があったんだ ってね