時々、ぐわりと
襲い来る寂しさへの
愛着を断ち切れずにいる
手を伸ばしても届かない
声を枯らしても届かない
あの人達を振り向かせる手立てを
私は何一つ持たない
只管、馬鹿みたいに
想い出に縋ることしか
私には出来ないでいる
諳んじるほど読み込んだ
瞼裏に白く染め抜かれるほど
それはきっと
盲信者の祈りに似ている
淋しいってことばが、愛しいってこと。わかるような気がするなぁ…
せかいと自分は、重なり合うことのない宇宙なんだって思っていた。
シャア専用ボール さん
レスありがとう。
寂しさを感じることが
愛を持ち続けている証明の様な気がするのよね。
透明な膜に包まれた自分が
透明な膜に包まれた他人と擦れ違いあう連続が
せかいなのかもしれない。