亡くした男は夢を見た 隣で笑う 愛しいあの子 暖かな部屋で2人 笑いあって眠りに就くの 飛べない鳥は夢を見た 自由に動く風切羽 真っ青な空へ切り込んで 玩具の街を見下ろした 漂う風は夢を見た 輪郭持った己の身体 堅い大地を踏みしめて 思うがままに思った所へ 声立て赤子が手を伸ばす 愚かな三者に笑顔 振り撒き 差し出された人生を 迷いも見せずに掴んで見せた