白い壺から取り出した アダムの林檎を噛み砕けば 私は貴方を手に入れて 貴方は極楽行きのチケツを失うの だけれど きっと そんなもの 失ったところで貴方は呵呵と笑って 私の心ノ臓を居心地良く整えるのね 白い壺から取り出して アダムの林檎を噛み砕いても 貴方は私を叱らずに 極楽行きのチケツを手放すの だけれど きっと そんなこと 私に抱えきれるものではないから 白の頂に それは何時迄も鎮座している