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とりとめのない雨細工の唄

丘陵の上の木の下に
おかしな花が咲いている
だからなんだというわけでなく
それで充分なんだろう

夜明の海の渚の淵に
たるんだ波がさらってく
だからどうだというわけでなく
それで完結なんだろう

朝焼の街の僕の横に
やさしい君がすわってる
だからこうだというわけでなく
それはなんでか良いんです

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