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高嶺の花子さん

13で君にひとめぼれをした。
そして、昨日二十歳であった君にまた一目惚れした。
その笑顔はやっぱり眩しくて、知人Eが好きになるには十分すぎるくらいだった。
でも、俺はやっぱりあの頃と同じ知人E。
その笑顔や泣いている顔、普通の顔を俺は隣でいつも見ることはできない。
だって、君にふさわしいほどかっこよくないし、強くもない。そして、君のことを知らなさすぎる。
でもね、それでも他人の君のことでの何気ない一言で情緒不安定になるんだ。
だからもう、君のことが好きなことは止められないみたいだ。それがたとえ高嶺の花でも。

  • 初めての作品だ。
  • back number先生の曲を借りました。
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