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即興詩。

沈んでゆく、夢を観た
とうめいな闇。

膝を抱いたまま、くるり
上か下かもわからない 浮 遊 感


このままそっと眠って
とうめいの一部になれたなら
目なんてもう 覚めなくたって
いいと思った、

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  • シャアさん、こんにちは。
    沈む、という言葉が好きで、この詩にもつい反応してしまいました。
    沈むときって、その沈んでいる空間の中では、浮いているんですよね。もしくはそんな気がするだけなのか。不思議な錯覚、それが輪廻の空想を生むような。勝手な解釈、ごめんなさい
    目が覚めなければなぁ、といつも思います。でもまた朝はやってきて、また満員電車が少しずつ人を摘み取って運んで、そんなポエムを書こうかな、とか思いました。

  • じょーきゅー≫
    こんにちは。同じく沈むイメージが大好きですが、浮いているってことには今まで気付いてなかったです!確かに面白いなぁ…

    自殺願望なんかじゃない(と思う)けど、消えてしまうとしたらだんだん昏くなっていく深い海の中にそっと沈んでしまいたい…なんて思うことがあります。
    夢が醒めるようにまた陽が昇って、せかいが動き出すポエムも読んでみたいですね。ぜひ(^^)