カッコ悪いぼくらを誇ろう。 空回りしてるぼくらの回転を、 転んで舐めた手のひらの泥を、 ポッケの底に残ったことばを、 寝惚けて目覚ましを止めた手を、 人間臭いぼくらを誇ろう。 だって、ぼくら ほら、どうしようもなく 人間なんだって。