足早の人混みを駆け抜ける。 見覚えのある匂いに、ふと振り返る。 後ろから来る人とぶつかり 突き飛ばされる。 ふと見上げても、きみの香りはなくってさ。 そんなことでも人は道の真ん中で泣いちゃうんだ。 いつか… いつかはさ… 笑える日がくるんだってさ。 …なんて