0

ベランダの植木鉢
すこし心配しながら
荒く粗く 叩きつける
雨粒のその音に
存在証明の叫びに
ひとり 勇気をもらったの

虹を信じて待つこころは
やわらかに蝕まれてゆくから
つめたい雨は痛いけれど
傷痕は癒えても残るけれど
"わたし"が"わたし"を
ころしてしまう前に
どうか どうか
すべて流して

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。