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さようなら、施設

とりあえず、デイケアの段階に進むことを主治医に許されたので、今まで通っていた福祉施設をさよならすることになりました。
2年間通った施設、辛い記憶しかありませんけれど、結果的に良い意味で人間を知れました。
福祉施設のスタッフさん達が皆が皆、障害者の味方になってくれるわけではないということもそうですが、施設の現場は圧倒的に女性社会。
利用者である私の目の前で、仕事や障害者に対する愚痴を語り、馬鹿にしたり差別的な発言を平気で言い放つ。そうすることでスタッフ同士互いを牽制してましたね。障害者は牽制をするための道具みたいでした。
プラスに考えるとするなら、障害者として社会に出て働く前に、障害者に対してのイメージや接し方は本当に人それぞれなんだということを知れて、事前に世間に対して構えることができました。私は以前から皆が皆障害者に対して優しく接してくれる方々ばかりではないとは思っていたものの、考えが甘かったです。私は人間を舐めていたのかもしれません。
でも、そのおかげで障害者が抱える苦しみを、もっと世間に知ってもらいたいという、強い使命が生まれたので、どんなに辛い時でも頑張っていきます。

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