私は大学生です。きのう、偶然カーラジオでschool of lockを聴いて、懐かしさのあまり車を停めて聞き入ってしまいました。
2005年10月1日、誕生日プレゼントにCDコンポを買ってもらいました。必死で配線をしたのですが数日かかってしまい、10月3日にやっと聴くことができたラジオがschool of lockの初回放送でした。
そのときもラジオをつけたらたまたま放送が始まったのですが、当時小学生だった私にとって「深夜」に聞く校長や教頭の明るい声や、ケータイの早打ちゲームはとんでもない衝撃でした。
何より、初めて聴いたラジオ番組が初回放送だったということに運命を感じて、それからの私の学生生活はいつもschool of lockとともにありました。
楽しかったけれど身体の成長に心が追い付いていなかった小学校時代、いじめや受験勉強が逃げたくなるほど辛かった中学時代。。。
今のリスナーさんには信じられないでしょうけれど、当時はスマートフォンが存在していなくて、手のひらの中にインターネットがある時代ではなかったので、ラジオの向こうの学校、先生、そして生徒の存在はとても心強かったです。
高校生活はそれまで頑張ったかいがありとても楽しくて、いつのまにかラジオから離れてしまっていました。
しかし、目の前の世界がいっぺんにひらけたように感じたあの2005年10月3日、さようならの時間に静かに流れたORANGE RANGEのキズナは、つまずいてしまったときに必ず聴く人生の一曲になっています。
長い学生生活も終わろうとしています。いつまでもリスナーは生徒でいられますが、school of lockにありがとうを伝えて大人になりたいなと思いました。
いつまでもこの学校が続き、すべての生徒、そしてすべての卒業生が幸せでありますように。