きみのこと、ぼくはとても大切にしていたんだって 今さらそんなこと云ったってきみには届かないね きっと蠅にでもたかられたような顔をするのかな ぼくの好きときみの嫌いが見事に噛み合ったとき すべては崩れてマイナスに変わってしまったね なんて、二度と取り返しのつかない一言が 摂氏零度のおやすみを云ったんだね