目と目があってそっとそらした 視線がぶつかって赤い火花が飛び散った 教えて、そう思ったのはわたしだけ? 君を知りたくなかった どうしてどうしてどうしたらいいの? ああ、わたしのことを知らない 知ろうともしない 無視しないでせめてせめて よせつけようともしない シャッターかけられて わたしはただすれ違った大勢 風さまさま横を通り過ぎて行く ただ凍りついて立ち尽くすわたし