ことばを紡ぐことは自己紹介にも似て
僕の世界はこんなだよ と
晒してやりたくなっただけ
生きた証を少しだけ
刻んでおきたくなっただけ
黒板の隅っこの36編
ひとつも気に入らなかったけど
僕は僕を嫌いなんだから
やはりこれが僕なんだろう
好きに生きて そのうちに死ぬよ
花を拾い集めて 美しいものばかりを持って
生きるというのは
花束を彼岸まで
撒き散らしに行く過程なのだ
たくさんの花を
あなたすら知らないうちに 受け取ったから
そろそろお別れを言わなくちゃな
あなたの言葉に出会えてよかった誰かがきっと今の僕だ
自己紹介ですよね、ほんと。
自分のなかにないものは自分からは出てこないんだから。
それはきっと雑踏を歩くときにも、自転車やクルマを運転するときにも、黙って電車に乗っていても同じなんだと思います。積極的にせよ消極的にせよ、人は生きている間ずっとなにかを発信していて、その気になればその人の存在のかたちを受け取ることができるんだと思います。
花のように、実のように、美しいものを残しながら生きていきたいな。
私も、初めのうちは、言葉を選んでは換えて選んでは換えて、、どきどきしていたなぁなんて思い出しました。
生きること、
花束を海岸まで撒き散らしに行く過程
すごく素敵で、良い意味で鳥肌が立ちました。
好きです。
ああやっぱりダレカ酸さんの言葉が好きです。
あの、タグに「お別れに代えて」とありますが、卒業してしまわれるのでしょうか?
だとしたら凄く寂しいです。