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保健室登校を経験した時のこと

高校一年生の夏休み明け、いろんなトラブルにより保健室登校になりました。朝はある程度普通の時間に学校に着くけど、そこからは周りの目を気にしながら保健室へ。そして、保健室真横にある小さな部屋で1日、時間割が終わるまで過ごしました。その部屋には、ほかの不登校の生徒や昼食のお弁当だけ1人で食べに来る女子が来たりします。ようは、そこは僕らみたいな生徒の逃げ場のような所でした。そんな所から僕が抜け出せたのは、そんな生徒の様子を見たからです。急に泣き出してしまう子もいました。保健室から大声で涙ながらに助けを求める生徒の声も聞いたりして。僕はそこでただひたすら「何もすることがない」という苦痛に耐えていただけなのです。そんな事なら教室に戻ろう。それが保健室登校を辞めたキッカケの一つでした。結果的にその後から卒業までその部屋に何度も頼ってしまいましたが、変なキッカケではありますけれども僕が頑張れた理由です。

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