ずっと同じ教室だった君。 毎日毎日、当たり前のように顔をあわせて、それが普通だと思っていた。 それが4月、突然君が教室からいなくなった。新しく同じクラスになった人はたくさんいるのに、君は別の教室に入ったんだ。 廊下を歩く時にたまに会う程度しか君と会わなくなって、初めて気づいた。 君の存在の大きさを、君と笑えた幸せな瞬間を。 廊下ですれ違うだけだけど、少しの希望を信じて、また来年、同じ教室で笑いあえる日を楽しみに。