3.11・東日本大震災当時、私は、中学3年生でした。
次の日が卒業式で、下校中に被災しました。
震災の影響で、高校の合格発表が延期になり、4月からのどこの高校に通うのか不安だったことを覚えています。
東日本大震災を経験して感じたのは、当たり前の生活ができている感謝です。
震災後、電気・ガス・水などのライフラインが止まりました。日常で、当たり前のように使っている電気や水ですが、使えているのは当然ではなく、感謝すべきことだと感じました。
私は、東日本大震災を経験して、当たり前を当たり前だと思わずに何事にも感謝できる人間になりたいと思いました。
僕は当時中学2年で、次の日の卒業式の準備が終わり、帰りのホームルームをしている時に地震が来ました。沿岸沿いの地域なのですが、当初発表された到達する津波の高さの2〜3倍の大津波が襲いました。今でも津波警報のサイレン、携帯の緊急地震速報が夜中に鳴るとどきっとします。
ライフラインも普段あって当然、当たり前のように使っているからこそ、震災後、僕自身盲点になっていた、いかに大切なものだったのかが身に染みて分かりました。大袈裟になってしまいますが、当時は生きることに必死だったと6年経った今思います。