あれから もうすぐ6年経とうとしている。
6年って長いようで短い。
当事者じゃない人達にとってはその期間は長い。「もう東北は大丈夫だろう」って思いが濃くなってくる。だから、忘れられていく。
でも、被災者は違う。懸命に今を生きてる内に6年はあっという間に過ぎていく。
時間は残酷だ。
どんなに頑張ってもその流れは戻せない。
遅くすることもできない。
だけど、今こうしてる間にも自分達は未来へと進んで行く。
それは、失われた命も背負ってるって事だ。
人は機械じゃない。失ったらかわりはいない。
永遠に知識を持っている事もできない。
だから、今自分達にできる事は失われた人達の分まで生きることだと思う。
災害の多いこの国で、皆で生きていこう。
被災した皆に涙の数だけ笑顔がありますように。