僕はあの瞬間、く〇んで勉強していた。それはどうでも良いとして、全国の人の考えがガラッと変わってしまった。僕もその一人だ。
その後、何年か経ってボランティアで大槌町に行った。分かったつもりでいた。地震についても、阪神淡路大震災の震源地に近いので色々分かっているつもりだった。そんな自分が恥ずかしかった。見た感じ、残った建物はたった1つのビル?、だけだった。僕はそこでお世話になった。
夜、散歩に出てみると、おそらくそのビルの隣の建物の基礎だったのだろう、鉄筋がこれでもか、というぐらいフニャッと曲がっている。
よくある間違いなのだが、津波がただの大きな波だと思っている人がいる。違う、ただの波は水の幕だ
津波は、
壁だ
全ての重さがのしかかった結果
あの鉄筋は曲がった
いま、僕に、僕たちが身近に出来ることは何か
それは「理解すること」だと思う。
偏見をなくし、本当のことを理解する。
簡単なことだ
だからこそ
いま、やるべきことだと思う。