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わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそしらね 乾く間もなし

一年生が終わり、クラスの集合写真を見ている
見ているのは好きなあの女
あぁ、あなたに想いを伝えられず一年が過ぎてしまった
このことは誰にも話さず今なお
恋の炎となって燃え続けている
一年一年、また一年
あなたは僕の心には気づかないまま時をすごす
そして一年、時は過ぎる…

  • 「私の恋は沖の石のようにずっと隠れている」
  • 「そして、涙を袖で拭くのでかわく暇がありません。」
  • 二条院讃岐(にじょういんのさぬき)
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