この中学３年間毎日ほぼ休む暇なく部活を頑張ってきた。休みの日があればいつもの友達と遊んだりして苦楽を共にしてきた。顧問は怖いのが当たり前。最近では吹奏楽部はブラック部活と呼ばれる環境の中毎日必死の思いで練習した。そりゃあ辞めたいとかもういや！とか投げやりにしたい日もあった。でもみんな一緒。そう思って頑張った。もうすぐ吹奏楽コンクールを迎えるというある日。それは去年の6月かなあ。友達が「もう辞めたい」といいだし、唯一一緒に頑張ってきた友達であり仲間である私たちに相談せず先生にかってに相談したんだ。まあ信頼出来るのはもちろん先生の方だよなあ…でも私達はそれが許せなかった。まあ多分、今まで一緒に頑張ってきたのに！とかやめて欲しくない！とか言うんじゃなくてもっと思春期らしい、「ウチらはこれからめっちゃ大変な思いで練習すんのになんであの子だけこんなつらいことから逃げ出して楽にすんの？」的な思いだったと思う。そんないらいらが積もったコンクールで私たちの学校は金賞受賞し、県大会代表となった。名誉あることだったけど、私はその子が辞めたことがとてもとても悔しかった。もっと素直になれば良かったのかな？高校生になっても部活続けるんだからもっとメンタルを鍛えたい。