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恐怖

見えない何かにおびえる自分
現実から逃げ心の声さえにも耳をふさぎ
自分の感情を捨て
ただ暗闇へと身を潜める
限りなく0に近い希望
忘れてしまったあの頃の約束
消えかけていく瞳の輝き
二度とはやり直しの聞かない人生
それさえも壊れてしまいそうなぐらい
もがき、叫び、傷ついた
気がつけばもうボロボロだった
体も心も何もかも全て
分からないほど枯れていた
感情はもう無い心の奥にあった
想いも消えた
誰かに気付いて欲しかったかも知れない
自分から言えなくて、伝わらなくて
自分で自分をただずっと苦しめていた
自分の心の中にあったものが消えて
散っていった。それだけは分かった。
もう、自分の中に本当の自分は居ない
暗闇の中へと溶け混んでしまった

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